LEATHERコードバン
LEATHERコードバン
革のダイヤモンドとも言われるコードバン(馬革)。革好きの多くが最後に落ち着く素材として愛されるコードバンの財布は非常に永く使えるためコストパフォーマンスは抜群です。経年変化でさらに光沢と渋みを増した長年使い込まれたアイテムは1つのストーリーが刻まれた芸術品のように高貴なものになります。こだわりのある革製品を販売するフリースピリッツ神戸店では、コードバンの既製品も多く取り扱っております。
コードバン(馬革)の特徴やメンテナンス方法
MAINTENANCE
農耕馬の臀部という限られた素材で、高級靴やハイブランドのベルトなどに使用されています。牛革の2~3倍の強度を誇り、顔料染め・染料染め・オイルコードバン(シェルコードバン)など様々な種類があります。長くご愛用頂くために知っておきたい、コードバンの性質やメンテナンス方法をご紹介します。コードバンのオーダーメイドをご検討されている方や、コードバンという素材に興味を持っている方は是非参考にしてみてください。
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上品なハリと凛とした表情
コードバン層というわずかな体積から取れる素材です。その表面はキメが細かく、凹凸が少ない為大変美しい表情を魅せます。牛革に比べると少し張りが強く、最初は固めな印象ですが徐々に馴染んできます。
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強い耐久性と魅惑のエイジング
コードバンのエイジングは基本的には、艶が増していき、牛革ほどではないですが色味の変化も少し濃くなっていきます。細かな繊維の凹凸や内側のオイルによって表面が曇る場合がありますが、数年程使うととろりとしたまろやかな質感となります。
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日常のメンテナンスについて
しばらくは柔らかい布で乾拭きにて拭き上げる程度で十分です。持つ者の手の脂分で独特の風合いが出てきます。表面が乾いてきた場合は、乳化性タイプ無色 成分はろう・油脂の栄養補給を目的としたクリームがおすすめです。
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コードバンが水濡れしてしまったら
コードバンの弱点は水や汗です。コードバンの表面では水は弾かれず、繊維に浸透しシミができます。濡れてしまった場合はなるべく早く水気をふき取り、夏場などは、汗が移りにくい場所(鞄の中など)で管理するのがおすすめです。
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コードバンの財布について
コードバンはそこまでサイズ感が大きくないため、革小物や財布に適しています。店頭にある既製品の物も参考にしながらオーダーメイドをして頂くことが出来ます。
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コードバンの鞄について
A4サイズとなると、元々の革の面積が広くないため、だいたい3~4頭分を使用することになります。既製品で仕立てられたものも参考にしていきましょう。
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コードバンのオーダーメイドについて
繊細な革の為、傷が入らないよう細心の注意を払う必要があります。当店の工房に加え、コードバンを専門に扱う知識・技術共優れた職人に依頼を行い、オーダー製作を進めます。
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