革の風合いを活かすものづくり
どんなモノでも素材が活かされているな、と感じるものは美しいですし、活かされていないともったいないな、と思います。その素材に対する理解や愛情、突き詰めようとする姿勢などがそこに表れてくるのな、と思います。フリースピリッツ神戸店では革の風合いを活かした財布やバッグなどの革製品が豊富に取り揃えられています。それは日々、職人様が素材と向かい合い良い仕事をしようとされているからだと思います。
風合いとは何か
風合いとは。肌ざわり、手触りなど、
人がものに触れた時に感じる材質感のことを言います
革の風合いと呼ばれる時には、触った時の雰囲気が良いと言って良いと思います。革の良し悪しと直結する部分になります。もちろん人によっての好みがあると思いますが、ハリとコシがあり、しっとりとしていて、手に馴染むというか引っ付くというか、そういったところに革の風合いというのを感じるのだと思います。
モノづくりにどのように活かされているか
革の風合いと商品の理屈が融合したものに
革の風合いを活かすモノづくりを感じます
その素材にあった使われ方をしているか。商品を作る過程も含めて無理がなく、理屈が通っているか。変な使われ方をしていると劣化も早いですし、強度も足りないものになります。あと個人的に一番風合いを感じるのが、「丸み」のところになります。この「丸み」について次の章で詳しく説明したいと思います。
丸みに感じる風合い
革の風合いを感じるのであれば
丸みの部分が多い商品を手に取ってください
革でも人間でもそうですが丸みのところに生物としての意味合いを感じます。直線的なものには無機質だったり、金属的なものだったり、作られたものというイメージがあります。丸みを帯びているものは自然界のもの。そして生きてきたんだな、と感じることができます。だからこそ風合いを感じるときに丸みが一番分かりやすいポイントだな、と感じたのかもしれません。
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